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2012-03

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奇跡の教室

昨年出版された『奇跡の教室』という本で、ある先生が紹介されている。
神戸にある中高一貫の名門校灘中学・灘高校で
50年間教壇に立った“伝説の国語教師”。
現在98歳の橋本武さん。

かつて全く無名だった灘校を東大合格者数日本一にまで押し上げた立役者。
中高6年間担当した橋本さんの教え子は
1968年にはなんと灘高初の東大合格者数日本一を達成!
以来灘高校は、全国でも指折りの名門校となり、今やその教え子は
東大総長、世界中の研究機関など各界のトップで活躍している。

そして1984年、橋本さんは71歳で50年間に渡る教師生活を終えた。
普通、国語の授業といえば
文豪の名作や和歌、漢文など幅広く勉強するもの。
しかし、橋本さんが教科書として使うのは
『銀の匙(さじ)』という1冊の薄い文庫本。
3年間で使用する教科書はたったこれ一冊。
 
しかし、それだけでは授業は成り立たない。
当時は毎回、ガリ版刷りの手作りプリントを配布。
語句を生徒に一つ一つ調べさせ
作中の出来事や主人公の心情を生徒に追体験させた。
たとえば「丑(うし)」という字が出てくると
十干十二支から丑三つ時、甲子園の由来にまで話題が広がる。
主人公が口にした駄菓子を探し求め、生徒とともに食べた。
「自分の頭と体を使って作品を味わってほしい。」
その助けになるプリントは「横道にそれる仕掛け」で
遊び感覚で学べるよう工夫が凝らされていた。
頭と心と体で味わう…幸せ感じる授業だとか。

これは私達の現代人にも言えることであるが
あまりにも早く答えることを求めるため、深く探求することが少なくなった。
どんなことにでも奥深く掘り下げることで新しい発見がある。
量も大事でだが質もまた大事である。

ゆっくりと、時間をかけて深く味わう。
また良いものを長く使う。
我々の作る洋服がこのような幸せな時間を提供できている事を祈る。
さらにたくさんの方に提供できるようこれからも努力していく。
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「ものづくり日本」への課題

東京出張へ向かう新幹線の窓から、ニッポンの象徴でもある「富士山」が
晴天のもと、くっきりと美しく見えた。

一方で、ここにきて「ものづくり日本」の象徴である
日本を代表する家電メーカーの衰退が目立つ。
パナソニック、SONY、シャープ・・・
世界に名だたる優良企業が今、大苦戦をし、
生き残りをかけ大転換を迫られている。

ちょうどつい先日、これらの会社で大胆な
トップの若返り人事が行なわれた。
時を同じくして、好調と言われているヤフージャパンでも
40代社長への若返り人事が行なわれ話題となった。
ヤフージャパン前社長の井上雅博氏曰くは
今の時代はツイッター、FACEBOOKなどSNSを自在に使いこなし
ビジネスに活用できるような新しい感覚を持ち合わせていなければ
通信業界に限らずどんな業界でも経営できない時代。
だから後進にトップを渡したのだと・・・・。

家電業界も、世界市場で生き残っていくには、
テレビはもとより家電そのものを捨てて
新しい分野にシフトするくらいの大胆な発想の転換が必要なのだろう。
少し前、われわれ繊維業界でも起こったような大激震が
家電業界でもついに起こり始めた。

韓国を含め、他の東南アジアの国ではできないような
技術、ソフトにシフトしなければ、企業と従業員を守っていけない
そんな時代である。
どこでもできる製品を品質よく安くつくる、という
今までの日本企業が得意としてきたビジネスモデルは
もはや通用しない。
今、日本の製造業全体に大きな課題が突きつけられているのだろう。

富士

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takara2014

Author:takara2014
株式会社タカラ
http://www.takaragroup.co.jp

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