2012-07

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吉田カバン

先日の『カンブリア宮殿』に、「porter」でお馴染みの
「吉田カバン」社長が出演していた。

吉田カバンといえば、ポーターや
ラゲッジレーベルなどのブランドを展開している。
リーマンショック後の消費不況といわれる中でも
安定した売上、利益を維持している。
日本の製造業が次々と中国などの海外に生産拠点を移す中
一貫して国内生産にこだわっている。
しかも自社工場を持たず
熟練された職人の手で一つ一つ作り上げている。
そして、そのほとんどが家内工業である。

吉田カバンには「吉田基準」といわれるほど
独自の厳しい品質基準を設けている。
しかし、職人たちはその高い技術とプライドでそれに応えようとする。
それが吉田カバンの圧倒的な品質と人気を支えている。

吉田カバンには“値引きはしない”という
創業以来守り続けている“掟”がある。
安易な値引きをすると、職人の工賃を確保できなくなるからだ。
だから、吉田カバンには広告費もない。
商品の価格は、材料費・工賃・最低限の運用費だけで設定され
職人の技術を守っているのだ。
まさに、Win-Winの関係。

洋服の世界も、そういう関係が築ければと思う。
真剣にものづくりに取り組み
安易な値下げや値引きに走らない。
日本の職人たちは、素晴らしい技術で必ず応えてくれるのだから・・・・

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第1回「繊維・未来塾」

第1回「繊維・未来塾」が7月7日(土)、大阪科学技術センターにて
講師にメーカーズシャツ鎌倉の貞末良雄会長、
テーマは「アパレル業界変遷とメードインジャパン」として開催された。
現在の塾生は38名で、今回の参加者は37名。
当社の米倉勝久社長も運営委員として、また米倉将斗専務も塾生として参加した。

「鎌倉シャツ」貞末会長の講演は、午後2時から3時半まで。
その後約30分、受講生は4つのグループに別れ、講演内容について議論。
それぞれ質問項目をまとめ、4時から1時間、貞未会長から各質問に対し回答があった。

以下が貞末会長のご講演内容の概略

1993年に夫婦二人で鎌倉のコンビニの2階でシャツの専門店を創業し、「お客様に納得
してもらえる」物づくりを進めてきた。
お客様が「この値なら絶対に買いにくる」ものとして、ラルフローレンなどが使っている上質なシャツ生地で5000円位内、4900円のシャツを作ると決めた。
原価率は55~60%、これだと宣伝できるお金もない。
しかし、ロコミでお客様は増えると確信していた。
当初から商品はたくさん作らない。
返品しない、100%現金支払い、バーゲンはしない。
売上高より新規顧客確保を重視してきた。
そのうち評判になり、リピート客が70%という状況になり、お客が増えると売り上げも増加していき、横浜、東京にも店を出すようになっていった。
今も社員にはノルマは売上でなく新規客の獲得であることを徹底して教育している。
お客様は財産だ。
お客様が増えれば原価のバランスがとれる。経営は入りと出を管理することだ。
一方、「売れ続けるシステムと常に供給できるシステム」つくりに注力してきた。
これを前提に考えると中国で出来るか、インドネシアで出来るかという問いにはノーである。
また、「常に変化する環境に対応する仕組み作り」、「今やっていることが絶対ではない、今を常に否定する」という心構えが重要だ。
商品は五感を通じての評価になる。
これにどう対応するかだ。データを見て買いに来る人はいない。
売る側も現場で五感を通じて感じることが重要だ。・・・・

講演後の質問は「宣伝せず、口コミでどうして売れるようになったか」
「生地手当てはどうしたか」「工場との関係は」「誰に売ろうとされてきたか」
など様々あった。

アパレルと工場がWin-Winの関係で国内で成功できる
ひとつのビジネスモデルの形を示して頂けたと思う。

次回、第2回「繊維・未来塾」(講演会)は10月27日(土)に開催予定。
時間は午後2時~5時(5時から懇視会)。
講師は(株)三越伊勢丹ホールディングス大西洋社長を迎え
会場は大阪科学技術センターで開催の予定。

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Author:takara2014
株式会社タカラ
http://www.takaragroup.co.jp

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